Fictional Friends

夕暮れステーション

フィクショナル・フレンズ

今にも雲が 破れるように
重くて暗い 街の夕暮れ
歩くチカラを 失いながら
いつも駅へ ぼんやり向かう

どうしてふたり ケンカしたのか
忘れるくらい ささいな理由
大きな声で 「キライ」といって
わたしが先に キビスかえした

遠くをいつも 見つめてるひと
ときどきうしろ 振り返るひと
映る景色は 違うけど
だれもが悩み 抱えてる

わたしが未来 捧げたいのは
あなただけだと わかってるのに
わたしから 手放すなんて…

駅の真ん中 見渡しながら
あなたの姿 探しているの
追いかけて 来てほしい
来てくれる 願ってる
あなたに 会いたい


ホームに荒ぶ 風が冷たい
細かい雨が 頬をいたぶる
あなたがそばに いてくれたなら
こんな天気も 思い出になる

話し相手を 追いかけるひと
ジブンのあした 探してるひと
わたしと同じ さびしさを
抱えてるひと いませんか

わたしの未来 となりにいつも
あなたにずっと いてほしいのに
わたしから 手放すなんて… 
   
電話をかけて すぐに切ったの
心があれば 折り返してね
着信を 待っている
いつまでも 待っている
あなたに 会いたい