Fictional Friends

こいごころ 思案中

フィクショナル・フレンズ

秋の席替え 対角線で
一番遠く 離れたふたり
あなた うしろの 窓際の席
いつも明るい 日差しの近く

もしも

となりの席に 座れていたら
どんな毎日 待っていたかな
でもね うつつで 座ってるのは
そよ風さえも 届かない席

なにげなく さりげなく
用もないのに 振り返っては
不自然に 教室を
見渡しながら あなたを見てる  

今朝もあなたに よく似たひとが
夢に出てきて 起こしてくれた
「おはよう!」なんて
ハイタッチして 目が覚めたんだ

わたしの中の 未開の森は
妄想だけで グルグル回る
できるなら 今すぐに あなたに 
連れ出して欲しいけど

どうしたら この想い 
気づいてもらえるかしら
恋心 前向きに 思案中のわたしです



気楽に話せる おとこともだち
それなりいるし おもしろいけど
あなたはちがう 何かがちがう
気にするたびに 「好き」が増えるの

ふたりきり 会いたいな
そんなチャンスを 探しているけど
かと言って 帰り道
待ち伏せなんて 絶対に無理

普通に話す 自信はないし
見ているだけで 終わるかもです
「またね!」なんて
元気に言える 恋をしてみたい

ひとりぼっちで 未開の森を
迷走してる だれか助けて
どうせなら やっぱりね あなたに 
助けてほしいから

テレパシー この想い 
伝わればいいのにね
恋心 前向きに 思案中のわたしです
恋心 前向きに 思案中のわたしです