Fictional Friends

ふたりの草原

フィクショナル・フレンズ

春になったら 思い出す
ただ一面に 広い草原  
道に迷った その途中
偶然見つけた ふたりの景色

クルマを降りて 背伸びして
なんだかとても 嬉しくなった
大きな庭で 遊んでる
子どものように 駆け出したっけ

春の光を いっぱい浴びて
風が自由に 泳いでいたよ
あの頃が 一番 楽しかったね

あなたの言葉 そして仕草に
嫉妬や不安 重なっていた
近くで過ごす ふたりの時間
だんだん減って 離れた心

あなたは今頃 どこにいるかな
さびしがったり していないかな

もう二度 あの草原に 
行きたくは ないけれど
あの風を 感じてみたい
自由な風に 吹かれてみたい
 

今はあなたの 助手席に
座る彼女がいるかも 知れない
でもね お願い 思い出の
草原だけは ねぇ行かないで

寝転びながら キスをした
草の匂いを まだ覚えてる
毎年ここに 来たいねと
あなたの笑顔 忘れられない

春の光を いっぱい浴びて
風が自由に 泳いでいたよ
あの頃が 一番 楽しかったね 

出会いと別れ 繰り返しながら
人はおとなに なるというけど
だったらわたし 子どものままで
あなたのそばで 甘えたかった

あなたは今頃 どこにいるかな
楽しい時間 過ごしてるかな 

もう一度 あの草原で 
背伸びして 笑いたい
あの風を 深呼吸して
思い出たちと さよならしよう